これまでの話

2012年8月11日、運命の出会いがありました!

こちら、お母さん猫。
イギリス、コベントリーの郊外にある自然保護区に捨てられ、運良く猫好きな「シモベ」に拾われました。初対面でも人なつこく、なんといってもこの綺麗な緑の目にじっと見つめられたら、放っておける猫好きなんているわけありません・・・!


一応すぐに獣医に連れて行き、マイクロチップが入ってないか、迷い猫の依頼は無いか確認しましたが、どうもそうでもないらしい。見つけた場所が場所だけに、捨てられた可能性大。獣医さん曰く、お腹に2、3匹いるとのこと。

とりあえず安心して産める環境を与えてあげようということで、家には先住猫(16歳)がいましたが、家の一室をこのお母さん猫にあげることに決定。家のドアやら階段やらに工夫をこなし、先住猫とお母さん猫が顔を合わせることがないような仕様の家になりました。


先住猫は13歳のときにレスキューしてきた猫。あまりいい扱いを受けてこなかった猫だったので、すばらしい老後を送らせてあげよう、と毎日甘やかし三昧、先住猫中心の生活をしていました。そのため「うちでは先住猫オンリー」を心に決め、里親(友達内)を探しました。

さて、8月25日、外は雨と雷。
お母さん猫の様子がちょっと違う。変な鳴き方もするし、そろそろかな?と1時間ほどそおっとしておきました。その後部屋に様子を見に行くと、お母さん猫が目の前でお産を始めてしまいました!
特に気にするようでもなかったので、お産の瞬間を見させてもらいました。

最初の子は茶トラ。あぁ、お父さんは茶トラなのね・・・

獣医さんが2、3匹、と言っていたけれど、まあ出てくる出てくる・・・あ、5匹目も茶トラ。

結局3時間かけて6匹産まれました!!!!!!!
お母さんお疲れ様。

エクスプローラー発見!
小さい!!!!


二週間ほどして、目が開き始めました。




目は開いても、まだよく見えてないようです。


耳もまだ丸くて横付き。この頃ほんっとにかわいかった!!

エクスプローラーです。

兄弟と戦ってる間に、目を引っ掻かれてしまったようです。
この頃から、どうにも里親(友達内)が見つからない、かといって、見ず知らずの人にあげるのはなんだか心配。うちで飼ってしまおうか。先住猫と相性は合うだろうか・・・など考え始めました。本当だったら、お母さん猫も子猫6匹も、みんな一緒に暮らせれば、なんて考えてましたが、なんといってもお金が飛ぶ飛ぶ。お母さんの去勢、子猫たちの予防注射、そしてみんな食べ始めるようになってからは食費が・・・!




ではここで兄弟の紹介。
こちら、1番目に産まれたロバート・ニュートン。お母さん猫と一緒にもらわれていきます。里親さんが今家を買っている最中なので、今はエクスプローラーとお母さんと自宅待機中!

2番目、タイガーヘッド(今はデクスターと呼ばれてます)。ものすごくハンサム。

3番目、エクスプローラー!

4番目、アリエッティ。唯一横縞の女の子。

5番目、バジル。

6番目、モリー。今はバジルと一緒に暮らしてます。


ちなみに「エクスプローラー」になったのは、彼が一番最初に部屋の中を探険した子猫だったから。ニックネームみたいなものだったけど、今はそれが定着してそのままです。
集合写真も、彼一匹探険中。


残念なことに12月の頭に先住猫が他界してしまいました。急に神経がおかしくなったらしく、部屋の中をぐるぐる回り、壁に頭をぶつけ、ご飯も食べずという、入院していろいろな手を打ったけれど、回復せず。これ以上入院させるとなると(といっても入院して2日目)、今度はチューブを通して物を食べさせなければいけない、といわれ安楽死を選びました。たったの2年半しか一緒にいられなかったけれど、悲しくてしょうがないけど、後悔はありません。あんっっだけ甘やかしたし!


ということで先住猫との対面は無く、今はお母さん猫(自宅待機中)、ロバート・ニュートン(自宅待機中)とエクスプローラーが家中を走り回ってます。